サロン経営での立地の重要さ

よくサロン経営のマニュアル本には「とにもかくも立地が一番重要!」「立地さえ良ければ売上げはいやでもあがる」などの言葉が並んでいます。

私も最初のお店を開業する際はこのマニュアルを妄信していて、何よりも立地優先で不動産巡りをしていました。

 

この言葉、本当にそうなのでしょうか?

経験談も踏まえ、本当に抑えてほしいポイントを解説していきますね。

 

立地の良さとは?

立地の良さ、店舗を構える上で立地が良いに越したことはありません。

ただ、この立地の概念は土地や場所によって変動していくものです。

 

1、駅前・商店街の中

店舗を構えるなら、まずここに出しとけば立地としては間違いないでしょう。

駅前や商店街(ただし、人の流れがある商店街に限ります)は、人通りも多くそれだけ貴方のお店を見つけてくれる人が増えるチャンスがあります。

お客様を集める方法として、広告をネットで出す+看板+チラシ+口コミなどの方法があります。

この中、口コミとチラシはお客様を集めるまでに時間がかかるものですが、看板や目につくものは通る人々にダイレクトに広告効果があります。

貴方も例えばご飯やさんを探すとき、「駅前に行けば何軒かあるだろう」「商店街の中においしそうなお店があったな」など、過去見た情報により足を向けたりしませんか?

人を集めるサロンはまず繁盛しているエリアに出す・人通りが多い場所を選ぶのが手っ取り早い方法です。

高い家賃もその中に「広告費」が入っていると思えば納得は出来るはずです。

その面を考慮しても、駅前や商店街など人の流れが多い場所(人がそこに向かう目的が多い土地)は集客ができやすい立地といえましょう。

 

注意点

良い条件だけを言いましたが、もちろんデメリットもあります。

◇家賃が高い

総じて、人の流れが多い場所はどこの店舗さんも抑えたい物件です。基本的に家賃は高い!東京23区の駅周りの物件なんて坪あたり家賃相場が2万円以上します。家賃は固定費なのでなるべく抑えたいところ・・・。

家賃交渉も難しく、また場所にもよりますが空いたらすぐ決めないとほかの店舗さんに抑えられることも・・・。

私も最初の店舗の時は吟味しまくっていたら、契約間近でほかに決まりましたってことが何度もありました^^;

 

◇騒音に悩まされることも

人通りが多い=音も大きいです。

車道に面していれば、車の音(また選挙の時は選挙カーの音やゴミ収集の音も響きます)

駅前ですと、アナウンスの音や人の声などが響きます。

音は上に抜けるので、4階だから聞こえないというわけでもなくわりかし上層階でも通りに面している声など聞こえる場合もあります。

「静かな空間でエステをもてなしたい」などコンセプトがあると、コンセプトとずれる場合があるので要注意です。

 

2、住宅地の中

個人でサロン経営されている方が多く選択するのが「住宅地の中」です。

自分の家をリフォームしてサロンを経営する場合もよほど駅前に無い限り、この枠に入るでしょう。
※ただし自分のマンションやお家でサロン経営する場合は何点か注意しなければいならない点があります。これに関してはまた後日アップします。

住宅地は、人がすんでいる場所なので人通りもそれなりにあります。

ただし、流動的な流れではないので「確実にそこにすんでいる人を狙っていく」のがポイントになります。

家賃もそれほど高くなく、また広めの物件も空いてることが多いのでコンセプト作りはしやすいですね。

不動産との交渉もしやすい傾向にあります(家賃を下げる等の)

こちらもデメリットはもちろんあります。

 

◆人の流れが流動的ではないため、客離れを起こすと致命的

貴方のサロンがいつも満足度が高ければいいのですが、住宅地にサロンをたてると地域柄もありますがどうしても近所付き合いのお客様が増えます。

良い噂も回してくれますが、悪い噂が一つでもたつと経営の立て直しは場所を変えることでしか難しくなります。

貴方が地域の中で共存能力が高く、評判の良い人柄であるならば絶好の土地ですが、少しでも不安であるなら多少の流動的な土地を選ぶことが良いでしょう。

◆コンセプトを練りやすい

例えば、一人でやられているサロンが掲げるコンセプトとしてよくあるものと言えば、「アットホームサロン」「隠れ家サロン」「静かな空間で極上の時間を作るサロン」などがありますが、このコンセプトと地域は結びつきが必要ともいえます。

誰もがしっているような土地(たとえば渋谷のスクランブル交差点近く)で「隠れ家サロン」と歌ってもいまいちコンセプトとあわないですし、人通りや交通網が多い場所で「静かな空間」を作る事はとても難しいです。

そういった面では、住宅地でのサロンは絞り込んだコンセプトを練りやすくターゲットを狙いやすいでしょう。

◆新規オープンしてから1年間が勝負になる

これも先にお話した流動的な人の動きがないため、新規客の伸び率は1年目がピークで徐々に下降気味になります。

一度いらしたお客様をどうリピートするか、が住宅地サロンの鍵ともいえます。

 

その他に「リゾート地でのサロン経営」「自宅で行う際のサロン注意点」はまた別記事にてアップします♪

ぜひ参考にしてみてくださいね。
開業する際には判子を作る事をおすすめします!